閉経の前後約10年間に起こる、のぼせ、ほてり、イライラ、不安、元気が出ないなどの症状を更年期障害と言います。
女性医療クリニックLUNA 婦人科院長
理事長 関口 由紀
日本産科婦人科学会専門医
医学博士
女性ホルモンの減少により、肌、頭皮の乾燥・かゆみが起きやすくなり、脱毛や髪の毛が細くなっていきます。ほかに粘膜のうるおいが少なくなります。
今まで使っていた化粧品でも顔が赤くはれる、吹き出物がだくさん出る、肌がくすんでしわが気になるなどの症状が出ます。またうるおいが少なくなることで、性交痛やかゆみが出ることもあります。
婦人科では、様々なタイプのホルモン療法や症状に合わせた漢方療法、プラセンタ(胎盤)の注射を受けられます。他に大豆イソフラボンのサプリメントも用意しています。
女性ホルモンの分泌量は、40代後半から急激に減少します。女性ホルモンが減ると表皮が薄くなり、皮下組織の弾力が低下します。また免疫力低下で起こる炎症により、皮膚の黒ずみが起こりやすくなります。そのため、更年期以降の女性の心身を良好な状態で維持していくためには、最低限の女性ホルモン量を維持していく努力が大切です。
こちらで紹介している商品はセルフケア&トレーニング向けとなり、症状の改善をお約束するものではありません。効果には個人差がございます。気になる場合は、クリニックまでご相談ください。